Magento2:公式日本語ロケールのアンインストール手順
イントロダクション
Magento2の公式の日本語ロケールパッケージをインストール後に、サードパーティ製日本語化パッケージを試してみたくなった場合、日本語定義が競合するため一度公式ロケールパッケージを削除する必要があります。この記事ではその手順について紹介します。
アンインストール手順
公式版の日本語ロケールをインストールした方法により、アンインストールの手順が異なります。
一般的に公式版の日本語ロケールパッケージ(magentoj/language-ja_jp)の導入手順は2つあると思います。
- 【A】Composerによるインストールしたケース
→$ composer require magentoj/language-ja_jp
コマンドによる導入。 - 【B】手動でモジュールソースコードを配置してインストールしたケース
→ 日本語化手順:公式日本語化パッケージ使用 の記事で紹介しているGithubからソースダウンロードして導入。
【A】Composerによるインストールしたケース
公式版の日本語ロケールパッケージ(magentoj/language-ja_jp version:1.1.2)の構成ソースファイルにおいて導入インスール時の独自の処理スクリプト実装はされていないので Composer の removeコマンド、アップグレードコマンドとキャッシュクリアを実行でアンインストール状態になります。
$ composer remove magentoj/language-ja_jp
$ php bin/magento setup:upgrade
$ php bin/magento cache:flush
【B】手動でモジュールソースコードを配置してインストールしたケース
インストール時に配置した(./app/i18n/magentoj)をディレクトリ配下全て削除後に、アップグレードコマンドとキャッシュクリアを実行でアンインストール状態になります。
$ rm -r ./app/i18n/magentoj
$ php bin/magento setup:upgrade
$ php bin/magento cache:flush